商品詳細 「新史学」を打ち立てた木村鷹太郎にとって、生前最後の単行本となった『世界思想の源泉』です。鷹太郎が死去するのは3年後で、日本民族研究叢書はこの後も何冊か発行されますが、単行本はこれ以降発行されることはなく、遺著となりました。
戦後、日本=ユダヤ同祖論で知られる大本教信者の三浦一郎（三村三郎）がコジツケが過ぎると評した様に、途中の立論を省略して結論のみを書き連ねているので、鷹太郎の著書に読み慣れない方にはお勧め出来ません。最初期の『業平秘史』と比較して読んで頂くと、その論証方法がご理解頂けるかと思います。本書自体流通が稀で、また状態の良いものもほとんど見かけません。こちらも、装幀の色落ちなどがあります。 
状態は画像をご覧下さい。扱っているのは、基本的に古本ですので、末尾の遊び紙に小さな古本屋の値札や、剥がし跡がついている場合がありますが、こちらは記載致しません。それ以外の状態表記とご理解ください。 
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