ハセガワ製のヤマハYZR500 ゴロワーズ SONAUTO YAMAHA 1989(OWA8) 後期仕様、1/12スケール(全長20cm)、タミヤ ストレートランフィギュア改です。
このキット、現在は絶版。 サロンのゴロワーズは、88,89どちらでもいいから再販してほしいモデル。ハセガワさん！ (;ω;)
別途、ツナギ/ヘルメットのデカールと、車体に附属しないGauloises Blondes スポンサーロゴのデカールも購入。
フィギュアは、ヘルメットの造形が時代に合わない古い物のため、パテ改修。シールド・ホルダーも新規造形、当時の使い捨てフィルム(油や虫で汚れたらレース中に左手ではがして放り捨ててた)も再現しました。また、キットで省略されている首筋部分も作りました。
一応、フィギュアは降ろせます(両手首ピン差込み)。 外側から見えない右手の親指は切断してあるので、ハンドルから外せます。ただ、乗せる時にはハンドルの破損など可能性が高いため、腕に覚えのある方でなければ、乗り降りはやめたほうがよいかと思います。
説明書類＋メンテナンススタンドが付属します。


フランスの青い彗星、クリスチャンサロン機です。
かつて、1980年代後半、WGPで主流だったのは、ハングオフし、リアタイヤを豪快にスライドさせてコントロールできるダート経験豊富なアメリカ人、オーストラリア人ライダーの独壇場でした。
そんな中、フランスヤマハのクリスチャンサロン、深いバンク角で 流麗なリーンウィズで上位に食い込んでいく姿はとてもインパクトのある姿でした。

「ハイパワーのピーキーな2スト 500を乗りこなしてアメリカンやオージーたちと戦うのはエベレストに挑むようなものだ。ヤバさが違った。死の恐怖を僕は受け入れた。死の恐怖を受け入れられず限界まで攻められなくなったならレーシングライダーをやめなければならないと考えていた」
2020年に入って、サンエイムック本の「RACERS」外伝で「クリスチャンサロン 青の騎士道」が100ページのフルカラー出版されました。綺麗な写真と共に、読み物として面白かった。
両手の指、50箇所以上も骨折してるなんて知らなかった。。
小指が変な方向を向いてるような壮絶な両手のひらをニコニコ笑いながら記者に撮影させてるフランスの片田舎のおじいちゃん、穏やかな今の幸せな生活の中では、WGPのあの時代は完全に過去。
最近、ヤマハのXSR900の新型ソノートブルー 2022年モデルのCMで突如 89年のブルーYZR500とともに本人登場、大きな話題となりました。渋かった！まさにいぶし銀！


●外装の塗装は、エアブラシ使用。デカール貼り付け後、アクリルクリアー塗装を4層。
タンクは簡易固定。シートカウルも内側のダボではめてるだけなので少し広げれば外れます。アンダーカウルも同様です。
アッパーカウルも側面の金属ピンを抜けば、一応 取り外し可能です。
ただ、カウル類と機械のクリアランスがけっこうシビアなので、取り付けをする時には結構な緊張感(汗)を伴うので、あまりお勧めしません。

ハンドルパイプは破損防止のためステンレス金属芯を通してます。ステップやチャンバーマフラーやラジエーターの固定も、金属ピンに置き換え。
タンクの上面チューブは抜いて取り外しできます。
ハンドル可動、タイヤも回ります。
フロントフォークのインナーチューブ、メッキ加工。
ブレーキホースは、塗装したステンレス線をクリアーチューブでコーティングして、実車と同様にスパイラル加工。

他にも色々やりましたが忘れました。

※プロではなく、あくまでも趣味として製作しておりますので、細かい部分は粗い部分もあるかと思います。ご了承の上、ご購入をお願いいたします。

※厳重に梱包して 割れ物注意/下積み厳禁で発送しますが、ステップやペダルなど繊細なパーツは外れる可能性があります。その場合は、申し訳ありませんが ご購入者さまで修復をお願いいたします。


★組み上げてみて色、ロゴ、デザインが美しすぎて、あの頃の思い出も蘇り、あらためて感動しました。 このアライのゴロワーズ青ヘルメットも、昔 欲しかったんんだよなぁ。。
同時期のYZR500、少し前にヤマハ博物館に展示してある現物車両の写真をたくさん撮影してあったので、チャンバーマフラーの塗装表現などは現物に忠実に再現してみました。
大事にして頂けると嬉しいです。

●その他の写真はこちらのAmazon フォト (http://bit.do/sarron89 )をご覧下さい。