ビートのエンジンのトルクロッドを外されたことのある方ならご存知だと思いますが、エンジン側の大きい方のブッシュは手で抜くことができるぐらいクリアランスがかなり大きい物になっています。

この為、スポーツ走行時のアクセルのオン・オフ時に、どうしてもエンジン＆ミッションがトルク変動で動いてしまい挙動が不安定になってしまいがちです。

そこで、極力エンジンなどが動かないように専用の強化トルクロッドを開発致しました。

以前は金属製のピロボールを使用したトルクダンパーを販売しておりましたが、ピロ部の経年劣化で音や振動が大きくなったりして、普段のストリート走行では不快に感じるケースが多々あったと思います。
ある程度の快適性を確保したいストリート走行には今回のようなゴムブッシュ仕様が良いと判断し製作致しました。
ブッシュ部のゴム硬度は約70度ですが、ゴム面積が小さいのでそこそこハードな仕様です。
その他ケースやシャフト部はハードスチール製、カチオン電着塗装仕上げで錆に強い仕様となります。

取り付けは完全ボルトオンで、加工等は一切不要です。
アイドリングでは少々室内に振動が伝わってしまいますが、マウント類がノーマルだったとしましても、装着するだけでサーキット・ジムカーナ走行等で絶大な効果を発揮致します。